介護の管理職の注意点
介護の施設には老人ホームや障害者福祉施設等色々な施設が存在します。そのような介護施設で管理職になった場合にはどのようなことに注意をするのが良いのでしょうか。
まず一つ目は、職員のシフトを考えて作ることです。介護の現場では、基本的に女性が多数を占めています。そのように女性が多数を占めている場合、職員の間で数人単位でグループが形成されていることが多いです。また、グループ単位で仲の良い悪いも存在します。このような状況で、グループ全員を同じ日にシフトで組んだ場合、やる気がある時は相乗効果で効率的な仕事ができますが、やる気がないときはグループ全員で怠けるようなことも起こり得ることです。そのため、基本的には同じグループの人で勤務を組まないのが得策です。
また、仲の悪いグループ同士で同じ日にシフトを組むと嫌がらせやトラブルの原因になります。したがって、シフトを組むときは色々な観点から考えることが大切です。また、管理職の場合、利用者の家族の対応にも注意が必要です。昨今老人ホームで虐待が発生する事件が起きているため、利用者の家族は職員に対する完全な信頼を寄せていることはないと考えた方が妥当です。そのため、利用者の家族に対しては説明をこまめにすることが大切です。
例えば、利用者の普段の状態やちょっとした出来事であっても、家族に説明することが出来るような資料を事前に作成しておき、定期的に報告することが大切です。